令和元年度12月に東京都が行った
「男性の家事・育児参画状況実態調査」で夫婦の家事分担について、
夫が「主に自分が行っている家事」と回答した割合が最も多かったのが「ゴミ出し」。
一言でゴミ出しといっても、その裏側にはいくつもの手順があったり、
ゴミによって適切な捨て方があったりと、意外と奥深いものです。
今回は、
「ゴミ出し」をさらにレベルアップするために、
知っておきたいノウハウやゴミを出さない工夫を専門家に伺いました。

手順を理解してゴミ出しをスムーズ化しよう!
皆さんの中には、玄関にまとまったゴミ袋を収集所に運ぶことがゴミ捨てだと思っている人もいるんじゃないでしょうか?そこには、名も無き家事と呼ばれるいくつもの工程が存在しています。
そこで整理収納アドバイザーの七尾亜希子さんに、ゴミ出しの一連の流れを、手順ごとにアドバイスを交えて教えてもらいました。
ゴミ出しの工程を分解! !
お住まいの地域や建物によって、ゴミの分別方法や出し方は様々ですが、次の4つの過程を各ご家庭内ですり合わせておくことで、ゴミ出しがスムーズにできると思います。
①ゴミ箱の設置
お家にいくつ、どこに、どのくらいの大きさのゴミ箱があるか皆さんは把握していますか?各部屋によって、ゴミが出る量や大きさは変わります。
ゴミを捨てる時とまとめる時、どちらでラクをしたいかによっても、ゴミ箱設置の戦略が異なります。
まとめることが面倒であればゴミ箱の個数は減らした方が良く、キッチンのゴミ箱は、臭いがでるため蓋が必要など、複合的な要素を整理して、ゴミ箱の設置の仕方を考えましょう。

②ゴミ袋の収納
ゴミ袋を替える作業はゴミ捨ての工程のなかでも最も煩わしいと感じる作業の一つかもしれません。
単純にゴミ袋を付け替えるだけでなく、在庫の管理や、どこにどんなサイズを使っているのか、収納場所はどうするかなどを、家族内で把握する必要があります。ゴミ袋の収納場所がゴミ箱から離れているだけで労力になります。
例えば、写真のように突っ張り棒を用いてゴミ袋を収納することで、ラクに替えることができます。

③ゴミをまとめる
ゴミをまとめるタイミングは、各自治体や住まいによって異なります。
私の家の場合は、24時間ゴミを捨てることができるので、最も溜まりやすい可燃ゴミが溜まったタイミングで、各場所のゴミを集めます。
④ゴミ捨て
ここでようやく、実際にゴミを捨てるという工程となります。
ゴミ捨ての際にはなるべく袋を8分目までに留めきちんと結び、ゴミが外にでないように気をつけましょう。
もっとも大事なことは、パパが当事者意識と関心をもって、参画することです。
今まで③や④を中心に行ってきたパパは、①や②についても「こうしたらもっとゴミ捨てが効率化できるかも」とママと話し合いをし、夫婦で気持ちよくゴミ捨て戦略を考えられると良いでしょう。
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ゴミ出しを極めて家族に大貢献!パパはゴミ出しの達人
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