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パパズ・スタイル〜男性の「家事」「育児」をみんなで応援〜

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スマートフォンのカメラの性能が向上し、普及したことで、
誰もがどこでも手軽に写真や動画を撮影できるようになりました。

子供の成長を視覚的に感じ、保存ができるツールとして、
また家族の思い出を残す方法として最も有効である写真や動画。

今回は、 写真が育児や家族に与える影響や、
写真・動画を上手に撮るコツを

専門家の方に伺いました。

カメラを通してコミュニケーションをとろう

写真はきれいに撮ることに注力しがちですが、撮った写真をどのように振り返るかが重要となります。

そこで、教育評論家であり、写真を通じて子供の自己肯定感を高める「褒め写プロジェクト」のリーダーとしても活躍する親野智可等(おやのちから)さんに写真を通じた子供とのふれあい方について伺いました。

親野智可等さん

自己肯定感と他者信頼感を高めるための写真

私は約35年以上教育に携わり、教員時代の実体験や多くの教員の方と話をしてきたことを通じて感じている、基本的信頼感を高めることの重要性を伝えたく、今の活動をしています。

子供にとって人間関係の構築の第一段階は「親とのコミュニケーション」です。学校で先生や友達にどれだけ褒められたとしても、子供が基本的信頼感と呼ばれる自己肯定感と他者信頼感(他者や世の中に対する信頼感)を身に付けるベースとなるのは親との関係値です。子供と親が信頼関係を高めるためには当然日々のコミュニケーションも大切ですが、写真はその関係構築に更に重要な役割を果たします。

家族写真

写真はデジタルではなく現物で!

スマートフォンのカメラ機能の向上は、誰もが簡単に思い出を残す方法として恩恵を与えてくれました。しかし、撮ったその写真を子供は見ていますか?撮った写真を子供と見ながら、思い出を振り返りましたか?写真の醍醐味は、思い出を味わうものと考えています。 そのために、子供と一緒にスマホの写真を見ながら、印刷して残したいものを選び、選んだ写真を玄関やトイレなど生活の動線に飾ってみてはどうでしょうか。

私が教員時代に家庭訪問をしたある家庭では、パパと子供の写真がたくさん玄関に飾られていました。パパが遠洋航海の船員で、長い期間パパの姿をみることができないので、パパの存在を伝えるために飾っているとのことでした。子供は玄関を通るたびに、パパの存在を思い出し、愛されていることを感じて他者信頼感の形成に繋がりました。

また、別の家庭では、子供が縄跳びをしている姿やお風呂洗いの様子、何かを達成したときの様子など、日常生活の写真を飾っていました。この子供はその写真について、「僕はこのとき、すごく頑張ったんだよ。」と楽しそうに話してくれました。子供は日々新しいことを発見するため、毎日が目まぐるしく過ぎ、中々過去のことを思い出そうとしても思い出せません。しかし、このように写真を常に見る環境があることで、自分がどれだけ頑張ってきたかを思い出し、成功体験を記憶に刻み自己肯定感を高めることができます。

家族写真

写真を見ながらのコミュニケーション方法とは?

子供と写真を見ながらコミュニケーションをとる場合は、子供にたくさん話してもらうことを意識します。「このとき何を頑張ったんだっけ?」「どうしてうまくいったのかなあ?」と聞くことで、子供自ら感想を話してくれます。このような会話を大切にしてください。

また、子供が貼りたい写真と親が貼りたい写真はちょっと違うこともあります。ですから、いつも親がプリントアウトする写真を選ぶのではなく、一緒に選んだり子供に選んでもらったりするのも良いと思います。写真を飾ることで、子育て中のママやパパにとっても、「子育て頑張ってきたなあ」、「明日もがんばろう」といった活力や夫婦仲の向上にもつながると思います。

写真を見る親子

Contents

パパは家族の専属カメラマン!写真や動画で思い出を残そう

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