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令和4年4月1日より広報・広聴は政策企画局が、都民情報ルームは総務局が担当しています。令和4年4月1日以降の更新情報は政策企画局ホームページ又は総務局ホームページをご確認ください。

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広報・広聴

令和元年度 入選作品 広報紙部門

公開日:令和2年(2020)3月13日更新日:令和2年(2020)3月13日

最優秀

足立区「あだち広報」9月10日号

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審査員コメント

  • 応募作の特集は、不動産情報サイトの「穴場だと思う街ランキング関東版」で5年連続第1位を獲得した街「千住」。表紙は「毎日通り飲食店街」、そこから見開き面に飛び、ここでは住み、働く人々から千住の魅力を語らせる。千住のまちの懐の深さだろう様々な角度から魅力を照射させる。調査票によると、放送の区広報番組とも連動させ、紙と映像 で一体的に千住の魅力を発信したそうだ。企画力の勝利と言っていいだろう。(大井)
  • 千住の穴場を紹介した特集は、1面に昭和の雰囲気が漂う写真を大きく使用し、住民の興味を抱かせる表現である。また、題字・特集テーマの情報が、目立つ表現となっている。6~7面は、千住の街歩きを紹介するナビゲータを設け、店・穴場スポット等をMAP・写真・インタビュー記事で楽しく情報を紹介している。また、センター見開きの情報配置が、紙面を保存し街歩きに活用できる機能を有している。12面も、住民の目を惹き付ける情報編集である。(長岡)

掲載紙面

一席

墨田区「墨田区のお知らせ すみだ」7月11日号

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審査員コメント

  • 特集「鹿沼の木に包まれて」は、平成28年度から区報で取り組まれている友好都市との紙面交換企画だが、読み応えのある特集企画となっている。これまでは栃木県鹿沼市と長野県上高井郡小布施町の2市町で開催されるイベント紹介をメインとし「訪問してもらう」ことに重点を置いてきたとのことだが、応募作は「人」と「人」のつながり」 を深く掘り下げており、取材協力者2人のあたたかい人柄が伝わってきて、思わず紙面に引き込まれた。(大井)
  • 鹿沼市との紙面交換企画は、広報情報を伝える新しい取組方で意欲的な試みとなっている。情報内容の意図を伝える1面、情報の詳細を伝える4~5面で情報を構成し、住民に読ませる工夫を紙面を通して感じる編集である。特に4~5面は、見出し・前文・本文等で丁寧な編集を施し、読ませる魅力のある紙面で、あわせて紙面表現も巧みである。前半紙面に区からの情報、後半紙面に講座・教室・催し情報を配置し、メリハリを効かした紙面構成である。(長岡)

掲載紙面

二席

杉並区「広報すぎなみ」6月15日号

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審査員コメント

  • 応募作は、初めて区立小・中学校で全児童・生徒へ配布する号だという。またそのインタビューを動画として本格的に制作する最初の号でもあったという。子育てにも介護にも関わって くる「40才前後の女性」をターゲットにしたこと、学校での配布は、児童・生徒から保護者の 手に届くことを狙ったこと、などは、区公式キャラクターの生みの親であるデザイナーの魅力も相まって、非常に狙いにマッチした大きな訴求力を生み出した。(大井)
  • 特集は、リニューアルのターゲット層及び広報紙の配布方法を考慮した企画設定となっている。2~3面のインタビュー記事には、杉並区のキャラクター「なみすけ」に係る情報を訴求し、子どもたちの関心を読む紙面といえよう。7面のパフリックコメントに対する結果報告の情報は、住民意見と共に区政からの対応情報を訴求し、双方向性を持った紙面編集となっている。意見に対する区政の姿勢が住民に伝わる情報で、好感が持てる。(長岡)

掲載紙面

二席

福生市「広報ふっさ」11月15日号

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審査員コメント

  • 調査票によれば、現在本市は高齢比率が25%以上を占める超高齢社会を迎えており、そのため認知症 による介護保険申請件数が増加しているとのこと。この問題に対して、地域全体で 認知症とどのように向き合っていくべきかを考えてもらう「きっかけ」として応募作の特集が企画された。医療従事者や地域活動代表者、教師、民間事業者など取材が効果を生み、多角的な視点から認知症介護の課題、問題が捉えられた。(大井)
  • 認知症をテーマに取り上げた特集は、介護体験者の情報・認知症データ・医師による認知症情報・地域での支えあい情報等、多面的な情報で紙面を編集し、住民に認知症を分かり易く伝えている。また、地域及び住民同士の支えあいが大切なことを紙面を通して感じる特集である。一方で以下の紙面は、可読性に留意が望まれよう。1)6面は、表組内の文字が大きく読みにくい。2)8~9・12面の表組は、可読性を考慮しゴシック体が望まれよう。(長岡)

掲載紙面

奨励賞

渋谷区「しぶや区ニュース」11月15日号

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審査員コメント

  • 「しぶや区ニュース」は、郷土愛(シティプライド)を育む目的をもっているそうだが、応募作は「LGBTも暮らしやすい社会を、渋谷から」と題し、本区でパートナーシップ証明を取得された5組の同性力ップルを取り上げている。証明取得までの経緯や、取得後の生活の変化といった当事者の実体験に基づいた情報発信は秀逸。「当たり前の隣人」としてLGBTを身近に感じてもらう目的は見事に達成されたのでは。(大井)
  • 1~3面は、インタビュー記事を通して、LGBTの人たちの前向きな生活姿勢を感じる紙面である。住民のLGBTに対する偏見が変わる啓発情報であろう。また、多様性を尊重する区の先進的な取り組みが伝わる紙面となっている。8~9面で訴求した平成30年度の決算情報は、住民に情報を分かり易く伝える観点から、グラフ及び表組の情報訴求だけではなく、歳入及び歳出の概要を説明した文章を紙面に加える事が望まれよう。(長岡)

掲載紙面

奨励賞

中野区「なかの区報」10月5日号

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審査員コメント

  • 巻頭特集(1〜4面)の「いろんな家族のカタチ」は冊子の判型を上手く使った紙面に仕上がっている。応募作の、里親制度やその必要性を区民に周知し、里親に対する理解を進める、そして里親になりたいという家庭を広く募集し ていく、といった狙いが巧みに表現されている。里親として子育て中経験談や児童相談所長からのメッセージは、当事者のインタビュー を前面に出すことで、大きな訴求力もつことになった。(大井)
  • 巻頭特集は、里親へのインタビュー・児童相談所からのメッセージ・問合せ情報等、情報のロジックを考慮した編集が一気に読ませる紙面となっている。また、表紙写真及び2~3Pに配置した写真は、視覚的な訴求力が高く住民の目を集める表現に寄与している。ただ、4Pの表現は、やや事務的に見える。2~3Pの表現イメージを踏襲した表現を、4Pにも加える事が望まれよう。他の紙面は、情報内容で紙面の表現を変え、視覚的な情報区分が図られている。(長岡)

掲載紙面

奨励賞

小平市「市報こだいら」4月20日号

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審査員コメント

  • 応募作の特集テーマは、なんと本市の特徴的な地形「窪地」、やや意表を突かれた。地形を知ればふだん歩いている道の見方が変わり、その景色に愛者を持てるようになるのでは、という思いは十分作品化されたのではないだろうか。例えば、記事を読んだ人が地形を見て想像することを促すような「謎解き」の仕掛け、他方で歴史と名所の視点、いずれも親しみやすさを増加させる効果がある。編集者の視点が活きた作品だ。(大井)

  • 特集は、1面のテーマ情報・2~3面の情報詳細へと、情報のロジックと紙面構成がしっかりとしている。また、小平市の特徴地形である窪地をテーマに、歴史と地域の魅力を訴求した編集は、閲読効果が高い紙面であろう。紙面表現も、住民の目を惹く写真で構成した1面、2~3面に使用したMAP・図版・写真等で視覚化な訴求を図り、住民に興味を抱かせ情報の理解に寄与する表現となっている。特集は、編集及び表現のバランスが優れている。(長岡)

掲載紙面

このページに関するお問い合わせ先

広報広聴部  広報課 
電話番号:03-5388-3087