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東京都 TOKYO METROPOLITAN GOVERNMENT

みんなで取り組むすみよい豊かなまちづくり 町会つながる!デジタルコンテスト

東京都は、デジタルを活用して地域の活性化に取り組む町会・自治会を応援しています。この度、こうした町会・自治会の活動を募集し、優秀な取り組みに賞を贈呈するコンテストを実施しました。

さまざまなデジタル媒体を活用し、
若い世代も参加しやすい自治会へ

下目黒五丁目自治会(目黒区)

取り組みのきっかけ

 自治会を生活の一部として浸透させること、若い世代も参加しやすい自治会にすることを目指して、デジタル化をスタート。2019年にはホームページ、2020年にはSNS(FacebookやX(旧Twitter))のアカウントを開設しました。

 しかし、若い世代には、自身が住んでいる地域がどの町会・自治会に該当するか知らない方も多く、なかなかホームページなどの閲覧数が増えないことが課題でした。

 さらに、当自治会のイベントについてアンケートを実施したところ、参加したことがない住民が多いことが分かりました。

取り組み内容と成果

 そこで行ったのが、ホームページとSNSの周知です。チラシや広報誌などに二次元コードやURLを記載し、イベントの度に積極的に周知。その結果、閲覧数が増え、多いときで月間閲覧数が約4,000件まで増えました。

 また、イベントの参加申し込みをオンラインでできるようにしたことで、5年前と比較して、参加者数が2倍近くに増加。申し込みは電話や回覧板でも受け付けていますが、シニア世代向けイベントでも、オンラインでの申し込みが多く、デジタル化が浸透してきている印象です。

 2022年からは、自治会運営にもLINEを活用し、役員間のコミュニケーションツールとしました。デジタル化を進めることで、若い世代が仕事や子育ての合間に、気軽に自治会運営に参加していただけるようになりました。

 デジタル化で活動がオープンになり、「イベントに参加するのが楽しみ」「これからも活動を手伝うね」という声がよく聞かれるようになっています。

今後の展望

 今後は集金業務のデジタル化を検討しており、銀行振込に加えて、キャッシュレスでの運用を目指しています。

 2023年10月にはInstagramのアカウントを開設。今後もSNSツールの活用範囲を広げ、イベントの効果や反響について、検証を重ねていきたいと思います。

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