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令和4年4月1日より広報・広聴は政策企画局が、都民情報ルームは総務局が担当しています。令和4年4月1日以降の更新情報は政策企画局ホームページ又は総務局ホームページをご確認ください。

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広報・広聴

令和元年度 入選作品 一枚写真部

公開日:令和2年(2020)3月13日更新日:令和2年(2020)3月13日

最優秀

港区「広報みなと」5月1日号

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審査員コメント

  • こどもの日、東北の復興、新元号という要素を、東京タワーを主役にして集約させるというのは非常に良いアイデアです。それが的確に表現されていて、視覚的な訴求力が強い。高さと広がりを大胆な画面構成が感じさせますし、たわめく鯉のぼりとタワーの直線の対比も生きています。惜しいのは、紙面全体のレイアウトが、それをやや生かし切れていないところです。(鳥原)
  • 新時代「令和」の<誕生>と、改修中の東京タワーの<生まれ変わり>イメージを重ねたという、港区ならではの作品です。風に泳ぐ鯉のぼりを捉えるタイミング、そして奥の東京タワー先端までを写し込む被写界深度の深さと広い画角。作画へのアイディアと努力を感じさせる一枚です。
    ひとつ勿体ないと感じた点は、タワーの真下である点。もう少し東京タワーらしさが分かるアングルで撮ることができたのなら、なお良かったのではと思いました。(箭内) 

掲載紙面

一席

日の出町「広報日の出」3月1日号

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審査員コメント

  • 子どもの表情に吸い寄せられます。アングルが子どもの目線レベルなのでナチュラルに親しみが持て、周囲の子どもたちの表情もゆっくり見ることができます。レイアウトもこれを生かすものになっていて効果的です。(鳥原)
  • まるで小学生のように自信たっぷり、元気いっぱいに挙手をしている年長児。いったいどんな質問に手を挙げたのだろう?と、想像を巡らせたくなる魅力あふれる一枚です。女児の表情、そして、背景の子どもの表情もまた良いですね。
    技術面では、教室の柔らかい自然光の中、的確な露出で撮影されています。「就学前体験」を説明するキャプションも丁寧で、たいへん好感が持てます。(箭内)

掲載紙面

二席

羽村市「広報はむら」12月1日号

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審査員コメント

  • 非常に伸びやかなカットに視線がキャッチされますし、好感度も高いと思います。季節感も感じられ、視線が母子の顔に吸い寄せられていきます。良い写真です。(鳥原)
  • 「子育てしやすい街」羽村市の美しいイチョウ並木で遊ぶ親子。子どもの弾ける笑顔が印象的で、人物、イチョウ、道路などを考慮した構図のとり方も抜群な、素敵な一枚です。
    ただ、<高い高い>を撮るうえでの1/80秒というシャッター速度はギリギリだったのでは。この場面は、人物がブレないシャッター速度設定が最優先事項の一つです。ぜひ更なる技術向上を目指し、引き続き、素晴らしい写真を撮って頂けたらと思います。(箭内)

掲載紙面

二席

瑞穂町「広報みずほ」9月1日号

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審査員コメント

  • 放水の方向を凝視する青年のまなざしと、しっかりと落とした腰つきに頼もしさを感じます。消防団員の典型を示している表現になっています。(鳥原)
  • 真剣な眼差しで消火訓練に臨む、凛々しい消防団員を切り取った一枚。
    この写真を通して、市民に何を伝えたいのかが、観る者にひしひしと伝わってきます。的確な撮影技術と明確な意図によって結実した、ストレートに<写真の力>を感じさせる優れた作品です。
    端的なコピーは、この写真の力をいかすために、あえて削ぎ落としたと推察します。これもまた、たいへん効果的です。(箭内)

掲載紙面

奨励賞

墨田区「墨田区のお知らせ「すみだ」」11月11日号

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審査員コメント

  • もとの写真は人物と彼が見つめる手先の金属との関係が緊張感を醸し出されています。ですが、紙面では表情が中心になって単純化されています。その点分かりやすくなったとは思えますが、元の写真を見てしまうと、物足りなく思えました。キャプショはもう少し工夫できると思います。(鳥原)
  • 墨田区内きっての鋳造企業で奮闘する若者の姿を活写した一枚。
    若者の視線、手先、作業場の照明、部品の数々。それら全てから、この仕事に対する若者の姿勢と情熱が、読者にストレートに伝わってきます。<写真の力>を感じさせる、たいへん優れた作品です。そして、紙面のレイアウト、丁寧なキャプション、この特集ページを象徴づける表現力もまた秀逸です。(箭内)

掲載紙面

奨励賞

足立区「あだち広報」4月10日号

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審査員コメント

  • 光の感じも、眼差しを中心としたアングルも効果的で、雰囲気のある写真だと思います。キャプションは文字数が多いわりに、人物の氏名と会社名だけで職種が分からず少し戸惑います。文字情報は少し整理した方が写真は生きるはずです。(鳥原)
  • 布を裁断する若き工場長の真剣な眼差しが印象的な一枚です。「足立ブランド」のコピーとリンクし、いったい何を作っている会社だろう?と、読む者を一歩先へ(記事面へ)向かわせる訴求力もあります。
    「掲載意図」によれば撮影に苦心されたようなので、努力と熱意が結実した力作といえるでしょう。キャプションはシンプルですが、読者にとってはこれにより布の裁断であることが明確に分かるので、丁寧で好感が持てます。(箭内)

掲載紙面

奨励賞

豊島区「広報としま」12月1日号

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審査員コメント

  • とても難しい撮影条件だと思いますが、よく工夫されています。右下の蛍光色の上着を着た人物と「WE ROAD」の文字盤が空間を強調していると思います。ことに若い人ではなく年配の人物であるというのが池袋らしくさを醸している。(鳥原)
  • 「アートによる再生」を試みた「ウイ・ロード」完成後の一枚。アートであり生活道路でもある地下道を、地を這うようなローアングルでワイドに捉えています。
    ただ、記事を拝見し、このプロジェクトにまつわるストーリーにもたいへん感銘を受けました。なので、せっかく工程を丁寧に追った写真があるので、これらをもう少し大きく、ドラマティックに扱うと、なお良かったのではと思いました。そして、本コンクールには<組み写真>として応募されていたら、とも感じました。(箭内)

掲載紙面

奨励賞

荒川区「あらかわ区報」8月1日号

arakawa.png

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審査員コメント

  • 「ブランコに並んで座る二人の表情が対比的でとてもいい感じです。もとの写真の構図では画面左側にウエイトが大きく、男児が構図の中心になっています。それを大きくトリミングして縦位置に直し、二人をともに主役にした判断が成功しています。また紙面のなかで写真を大胆に使ったこと、そこに加えたイラストとコピーのフォントも効果的です。(鳥原)
  • 裸足になって元気にブランコを漕ぐ子どもたちの一枚。地域全体で子どもたちを優しく支えてゆく、という広報のメッセージが素直に伝わってきます。
    「掲載意図」の<希望を乗せて風を切る>というイメージも素敵ですね。取材についても、まずは子どもと充分にコミュニケーションをとってから撮る、という方法も好感が持て、それがみごとに結実した一枚です。技術面では、日中シンクロ(ストロボ)撮影をすれば人物の顔がより明るく写り、なお良かったかもしれません。(箭内)

掲載紙面

奨励賞

清瀬市「市報きよせ」11月1日号

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審査員コメント

  • アイキャッチを重視したとのことですが、かなり難しいことを職員だけでやられています。その挑戦は評価できますし、意図通りの効果もあったと思います。(鳥原)
  • 地場産野菜を前面に押し出したマルシェイメージの、ユニークで魅力的な表紙です。写真から表紙を決めるのではなく、文字情報の挿入を前提に、真ん中を空けたり、都内一の生産量を誇る清瀬市自慢のニンジンをセンターに持ってくるなど、コンセプトを明確にしたうえで撮影に臨むという、アイディアと創意工夫が素晴らしいと思いました。きっと多くの市民がこの市報を手に取ったのではないでしょうか。(箭内)

掲載紙面

このページに関するお問い合わせ先

広報広聴部  広報課 
電話番号:03-5388-3087