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広報・広聴

平成29年度 写真部門 総評

公開日:平成30年(2018)3月23日更新日:平成30年(2018)3月23日

大石委員

 各作品とも、担当の方がとても一生懸命作った事が伝わってきた。また、一枚一枚の写真を撮る技術も、ここ数年で格段に向上していると思う。

 それだけに、緊張感に欠ける応募作品が多いのが気になった。例えば、オリジナルプリントの印刷が紙面よりも粗い・輪郭にシャープさが無くにじんで見えるなどの問題は、「応募した末に審査される⇒自分たちにとって最高のものを見てほしい」という意識が低いのではないか?という疑問を抱いてしまう。(もちろん予算上の問題もあるのだろうが…。)

 今回は、作品の質云々よりもそういうところが目についてしまい、結果的に損をしたところが多かったように思う。

 組み写真については、撮影した写真をなるべく全て使いたいという気持ちはわかるものの、もう少し整理してもいいのではと思った。たくさんの写真で焦点をぼかしてしまうよりは、似たような絵を省く等、思い切りをつけた方がメリハリが生まれる。メリハリが生まれれば、その紙面はおのずと読者の記憶に残るものになるだろう。

 周知のとおり、この部門は「写真」部門でありながら、紙面のコンテストでもある。良い紙面を作るための実力は、皆さんはもう十分に備えていると思うので、今後選出に困るくらいの作品が多く寄せられることを期待している。

板橋委員

 今年もたくさんの力作を拝見させていただきました。広報担当者の方々の「一眼レフ」の使用率も高くなって来ていますね。さて、今年の作品ですが、人物、花、建物など様々な題材が取り上げられていて、行政広報の守備範囲の広さをあらためて感じました。力作が多く評価するのが難しかったのですが、地域住民の心を動かすような、背中を押すことが出来るような作品を選びました。あと一歩と言う作品も多かったので、次回の作品を期待しています。また、広報コンクールでは、結果(広報誌掲載欄)だけではなく、その過程としてのオリジナル写真も評価の対象としています。添付するオリジナル写真の品質にも気を付けて頂ければと思います。

 組み写真では、それぞれの「テーマ」は良かったと思うのですが、撮影対象を広範囲に広げすぎたため、写真同士のつながりが無くなってしまっている作品が多く感じられました。キャプションが無くても写真の流れでだけで内容が伝わるような、写真、レイアウトが理想です。多くの場合、その内容を伝えたいがためにタイトル、キャプション等を大きく、目立つように配置してしまいますが、良い写真ならばそれらが無くても感じ、理解していただけるはずです。今回もオリジナルの写真は良いものが多かったので、その写真を生かすような紙面づくりを期待しています。

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広報広聴部  広報課 
電話番号:03-5388-3087