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都民安全

特殊詐欺認知状況(令和2年)

公開日:令和5年(2023)2月1日更新日:令和5年(2023)2月1日

 特別定額給付金(仮称)の給付を装った特殊詐欺にご注意ください!

 

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令和2年4月20日、「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」が閣議決定され、特別定額給付金(仮称)事業が実施されることになりました。

新型コロナウイルス感染症に関連する給付金につけこみ、手続きを装った特殊詐欺等が発生しています。

特別定額給付金(仮称)に関しては、

国や自治体が、ATMの操作をお願いすることはありません。

国や自治体が、給付のため、手数料の振り込みを求めることはありません。

新型コロナウイルス感染症に関連した話には、ご家族などに相談してから、慎重に対応するようにしてください 。

 対策 

〇留守番電話機能や自動通話録音機、迷惑防止機能付電話等防犯機器を活用する

 知らない人からの電話には出ず、録音されたメッセージと相手を確認してから、必要であれば、折り返すようにしましょう。

〇家族でしっかり話し合う

  日頃から特殊詐欺の手口について、家族で話をしたり、「合言葉」を決めたりしておくことが大切です。また、突然の来訪者があった場合には、家族などに相談しましょう。

 その他、総務省「特別定額給付金(新型コロナウイルス感染症緊急経済対策関連)」もご参考ください。  

特別定額給付金(仮称)の給付を装った特殊詐欺にご注意ください!

 

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役所の職員などと偽り、「新型コロナウイルス対策として、マスクと助成金の給付があります。」などと言ってATMに誘導し、お金を振り込ませようとする手口が発生しています。

役所の職員などがご家庭にそのような連絡をすることはありません。

また、金品をだまし取ろうとしたり、個人情報を聞き出そうとしたりする不審な電話やメールが増えています。

独立行政法人国民生活センターにも多くの相談が寄せられています。

新型コロナウイルスに関する話には、十分ご注意ください。

令和2年1~12月末 特殊詐欺認知件数
2896件(前年同期比-919件)

特殊詐欺被害手口別内訳(前年比)

特殊詐欺    2896件(-919件)
      ・ オレオレ詐欺     566件(+65件)
      ・ 預貯金詐欺     678件(-120件)
      ・ 架空料金請求詐欺     159件(-167件)
      ・ 還付金詐欺     700件(-478件)
      ・ 融資保証金詐欺      25件(-7件)
      ・ 金融商品詐欺      16件(+16件)
      ・ ギャンブル詐欺      10件(+4件)
      ・ 交際あっせん詐欺       2件(+2件)
      ・ その他の特殊詐欺       0件(±0件)
      ・ キャッシュカード詐欺盗     740件(-234件)

被害や騙しの電話があった地域は、警視庁や市区町村が注意情報を発信していますので、該当地域にご家族がお住まい場合は、すぐに家族に電話をして注意喚起して下さい!

令和2年1~12月末 特殊詐欺被害総額
約63億4,110万円(前年同期比-約12億4,510万円)

特殊詐欺被害総額 約63億4,110万円 (-約12億4,510万円)
    ・ オレオレ詐欺    約19億3,094万円(+約5,229万円)
    ・ 預貯金詐欺    約11億8,536万円(+約2億6,997万円)
    ・ 架空料金請求詐欺    約 5億7,348万円(-約9億456万円)
    ・ 還付金詐欺    約11億8,472万円(-約4億9,411万円)
    ・ 融資保証金詐欺    約   5,076万円(-約1,187万円)
    ・  金融商品詐欺    約   7,479万円(+約7,479万円)
    ・ ギャンブル詐欺    約   3,097万円(-約395万円)
    ・ 交際あっせん詐欺    約    281万円(+約281万円)
    ・ その他の特殊詐欺    約      0万円(±0万円)
    ・ キャッシュカード詐欺盗    約13億728万円(-約2億3,045万円)

令和2年12月単月 特殊詐欺認知件数
272件 (前年同期比 -32件)

特殊詐欺被害手口別内訳(前年同期比)

特殊詐欺      272件(-32件)
      ・ オレオレ詐欺       59件(+16件)
      ・ 預貯金詐欺       79件(+36件)
      ・ 架空料金請求詐欺       15件(-16件)
      ・ 還付金詐欺        70件(+37件)
      ・ 融資保証金詐欺         5件(-2件)
      ・ 金融商品詐欺         1件(+1件)
      ・ ギャンブル詐欺         0件(-1件)
      ・ 交際あっせん詐欺         1件(+1件)
      ・ その他の特殊詐欺         0件(±0件)
      ・ キャッシュカード詐欺盗        42件(-104件)
都内特殊詐欺認知件数

令和2年12月単月 特殊詐欺被害総額
約5億1,591万円(前年同期比-1億3,382万円)

特殊詐欺被害額の推移
特殊詐欺手口内訳(令和2年12月単月)

こんなはがきに注意!

架空請求詐欺の手口(法務省を装うはがき)

最近、法務省を装い訴訟を開始するなど不安を煽るはがきが送付されています。はがきには、「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」などと訴訟を起こす内容の文書と連絡先が書かれています。心配になって、連絡先に電話をしてしまうと詐欺グループに電話が繋がってしまいます。はがきに記載された連絡先には絶対電話をしない。警察や消費者センターに相談してください。

こんなメールは詐欺!

架空請求詐欺のメール1(アマゾンジャパンを騙ったメール)
架空請求詐欺のメール2(宅配業者を装ったメール)

最近、SMSなどで「有料サイトの料金が未納です。今日中にお支払いただけなければ法的手続きに移行します。」などと書かれたメールが送信されてくる架空請求詐欺が増加しています。心配になって、記載されている番号に電話をかけてしまうと詐欺グループに繋がってしまい、コンビニエンスストアなどでアマゾンギフト券などの電子マネーを購入して、裏のシリアルナンバーを連絡するように指示されます。電子マネーのシリアルナンバーを教えてしまうと、インターネットで全国どこからでも利用されてしまいます。

また、宅配業者を装い、「お荷物をお届けにあがりましたが、不在の為持ち帰りました」などといったメールが送信されてくる手口も増加しています。記載されたアドレスをクリックしてしまうと、個人情報が盗まれ、電子マネーを購入させられたり、お金を騙し取られることもあります。このようなメールは詐欺ですので、絶対に電話をかけたりアドレスにアクセスせず、すぐ警察に相談してください。 

特殊詐欺の新たな手口

全国銀行協会を装う書面

最近、全国銀行協会を装い、「元号の改元に伴う銀行法改正のお知らせ」などと称した書面が都内各地に送付されています。

書面には、本当の全国銀行協会の住所が記載されており、「開設口座の不正利用防止」「金融犯罪対策」のために新システムへの変更を行っているので、「口座開設時の登録情報の確認」と「暗証番号の変更手続き」をお願いします。期日までに暗証番号の変更がない場合は、口座の利用を停止させていただきます。などと記載されており、記載されている電話番号に電話を掛けるよう仕向けてあります。

また、注意事項として、「電話口で暗証番号を聞いたり、キャッシュカードを郵送にて送らせるようなことはありません」などと記載しており、本物の全国銀行協会からの書面と信じ込ませるような細工も施されています。

記載されている電話番号は、特殊詐欺犯人の番号ですので、絶対に電話をかけないでください

特殊詐欺

オレオレ詐欺

親族、警察官、弁護士等を装い、親族が起こした事件・事故に対する示談金等を名目に金銭等をだまし取る(脅し取る)詐欺 

預貯金詐欺

親族、警察官、銀行協会職員等を装い、あなたの口座が犯罪に利用されており、キャッシュカードの交換手続きが必要であるなどの名目で、キャッシュカード、クレジットカード、預貯金通帳等をだまし取る(脅し取る)詐欺

架空料金請求詐欺

未払いの料金があるなど架空の事実を口実とし金銭をだまし取る(脅し取る)詐欺

還付金詐欺

税金還付等に必要な手続きを装って被害者にATMを操作させ、口座間送金により財産上の不法の利益を得る電子計算機使用詐欺又は詐欺

融資保証金詐欺

実際には融資しないにもかかわらず、融資を申し込んできた者に対し、保証金等の名目で金銭等をだまし取る(脅し取る)詐欺

金融商品詐欺

架空又は価値の乏しい未公開株、社債等の有価証券、外国通貨、高価な物品等に関する虚偽の情報を提供し、購入すれば利益が得られるものと誤信させ、その購入名目等で金銭等をだまし取る(脅し取る)詐欺

ギャンブル詐欺

不特定多数の者が購入する雑誌に「パチンコ打ち子募集」等と掲載したり、不特定多数の者に対して同内容のメールを送信する等し、これに応じて会員登録等を申し込んできた被害者に対して会員登録料や情報料等の名目で金銭等をだまし取る(脅し取る)詐欺

交際あっせん詐欺

不特定多数の者が購入する雑誌に「女性紹介」等と掲載したり、不特定多数の者に対して「女性紹介」等を記載したメールを送付するなどし、これに応じて女性の紹介等を求めてきた被害者に対して会員登録料金や保証金等の名目で金銭等をだまし取る(脅し取る)詐欺 

その他の特殊詐欺

上記類型に該当しない特殊詐欺

キャッシュカード詐欺盗

警察官や銀行協会、大手百貨店等の職員を装って被害者に電話をかけ、「キャッシュカードが不正に利用されている。」等の名目により、キャッシュカード等を準備させた上で、隙を見るなどし、同キャッシュカード等を窃取する手口

このページに関するお問い合わせ先

生活文化スポーツ局都民安全推進部治安対策課
電話:03-5388-2255
E-MAIL:S1120303(at)section.metro.tokyo.jp
メールアドレスは、(at)を@に変更してください。