15 東京私立初等学校協会
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1.男女平等の考えを徹底し、その意識を高める
行動計画記載の内容等
- 教育活動のあらゆる場において、その意識を高める。
- 男女混合の名簿や座席を使用するなど、常時活動の中で工夫をする。
- 性教育において、男女の相違や双方を尊重することの大切さを理解させる。
15年度の具体的取組内容
各校が教育活動の場において、男女平等の意識を高める機会や場を増やすように働きかける。
また、必要に応じてアンケートなどをとってその活動に資する。
実績
各学校の取組においては、それぞれ 工夫が見られている。例えば、ある学校では、いままでなかった教室での男女の更衣場所をカーテンで区切ることで、男女の性の違いを考えさせ、そこで男女平等の意識高揚の場としていった。また、ある学校では学級の定員の男女比をまったく同数にする動きがある。
このように、様々な学校で活動の場で男女平等の意識は確実に育ってきている。
2.高齢者に対する理解を深め、男女の区別なく支援することの大切さを理解させる
行動計画記載の内容等
ボランティア活動を通して老人ホーム等との交流を計画し、高齢者に対する理解を深め、支援の仕方を考えることができるように支援する。
15年度の具体的取組内容
各校が高齢者施設との交流を深めるよ う働きかけるとともに、これらに関する情報交換を盛んにする。
実績
この項目についても、各校それぞれの工夫が報告されている。ある学校では、ボランティア部が夏休みを利用して群馬の高齢者施設に宿泊をしながら、高齢者の方々とのふれあいの機会をもったとか、ある学校の太鼓部は近隣の高齢者施設に太鼓の演奏を聞いてもらい、その後に、ともに話し合い、ふれあいの場をもったとか、高齢者の落語等のサークル活動の成果を子どもたちが聞く場を設けるなど、活動は徐々にではあるが広がりつつある。
記事ID:112-001-20241226-012368