キッザニア東京で「アンコンシャス・バイアス ウィーク」を開催
東京都は、こどもたちが性別に捉われず、自分の可能性を広げることを応援するため、親子で学び、楽しめるイベント「アンコンシャス・バイアス ウィーク」を、キッザニア東京で開催しました。
令和6年9月20日(金曜日)から9月26日(木曜日)までの期間限定で、以下の3つの企画を実施し、たくさんの親子が参加しました。
こども向けワークショップ
こどもたちは、身近なアンコンシャス・バイアスについて学んだ後、なりたい将来像を考え、その思いを宣言するチャレンジカード(名刺)を作成しました。「ゲームクリエイターになりたい」、「学力テストの英語で100点を取る」、「人の役に立ちたい」など、アンコンシャス・バイアスに捉われず、様々な思いを自由に書き、参加者同士でチャレンジカードをお披露目しました。後日、宣言した内容を実現するために一歩踏み出す行動をした人にはキッザニア&東京都オリジナル「認定書」を進呈する取組も。参加したこどもたちからは、「警察官は女子で希望する人が少ない職業だったので、『なりたい』と言うのに抵抗があったが、ワークショップを受けて、言っていいと思った。」、「いろんな考え方があるので、自分の考え方を押し付けないようにしようと思った。」など、前向きな感想が寄せられました。
親子向けクイズラリー
アンコンシャス・バイアスを知り、気づくきっかけとなるクイズラリーを実施しました。施設内に掲示されたヒントを手掛かりに、たくさんの親子がクイズに挑戦しました。全問正解者には、オリジナルグッズがプレゼントされました。
クイズ例:パイロットは男の人の仕事、キャビンアテンダントは女の人の仕事である。
ヒント:職業は必ずしも性別で決まるものではありません。
親子向け共感アンケート投票
日常の中に潜んでいる「アンコンシャス・バイアス」について親子で一緒に考え、共感するものにシールを貼る形式で投票を行いました。6つの例※について、親子やこども同士で共感する内容が分かれることもあり、参加者それぞれが、「なるほど!」と楽しみながらシールを貼っていました。一番投票が多かったものは、「『みんなと同じ』『ふつう』がいい」で投票者の約3割の方が共感を得る結果となりました。
※6つの「アンコンシャス・バイアス」共感アンケート投票結果
1.「みんなと同じ」「ふつう」がいい(27%)
2.「泣く」ことははずかしい(19%)
3.年をとると働けない(16%)
4.男子は字がざつ、女子は字がていねい(16%)
5.カワイイ物は女の子、カッコイイ物は男の子(15%)
6.天才は生まれながらの才能なので、天才ではない人はがんばっても意味がない(6%)
当日の様子は東京動画にも掲載されています。
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