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男女平等参画・女性の活躍推進

性別による「無意識の思い込み」動画コンテスト

公開日:令和5年(2023)3月1日更新日:令和5年(2023)3月1日

*この動画コンテストの募集は終了しています。*

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「無意識の思い込み」(アンコンシャス・バイアス)とは?

「無意識の思い込み」(アンコンシャス・バイアス)とは、過去の経験や見聞きしてきたことなどにより、気づかないうちに身についた思い込みのことです。「無意識の思い込み」は、日常にあふれていて誰にでもあり、本人が意識しないところで、行動や意思決定に影響を与えています。

 代表的な「無意識の思い込み」のひとつが、性別に関するものです。みなさんの中に「女性は料理が得意」「消防士と聞くと男性を想像する」「女の子は文系に進んだほうがいいと思う」といった、性別による無意識の思い込みはありませんか?

 誰もが自分らしい選択をしていくために、まずは、性別による「無意識の思い込み」に気づくことが大切です。

 東京都ではこうした「無意識の思い込み」にみなさんが気づくきっかけとして、さまざまな取り組みを行っています。今回の動画コンテストもそのひとつです。

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あなたの作品が映画館や街頭ビジョンで配信されます

このたび開催する「性別による『無意識の思い込み』(アンコンシャス・バイアス)動画コンテスト」は、性別による「無意識の思い込み」に関するエピソードをもとにした、動画コンテストです。

 このコンテストでは、東京都生活文化スポーツ局が5月から7月まで募集した「女性だから?男性だから?『無意識の思い込み』エピソード募集」に寄せられたエピソードをもとに4つのエピソードを用意。エピソードをもとに制作されたオリジナル動画を募ります。

 応募動画の中から、各エピソードごとに1つ、優秀賞作品を選出。優秀賞4作品は当サイト上のほか、東京都の公式CMとして、映画館や街頭ビジョンでも配信・上映予定です。

 ■優秀賞作品公開先(予定)

  •  当サイト
  • YouTube
  • インターネット広告
  • 街頭ビジョン
  • 映画館
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授賞式でのご登壇

優秀賞作品に選ばれた受賞者・団体は、東京都HPなどにお名前と作品を掲載。2023年1月23日(月)開催の授賞式にご登壇いただきます。

※感染状況によっては、オンライン開催の可能性もございます。

性別による「無意識の思い込み」4つのエピソード

コンテストに応募される方は、下記4つのエピソードから1つを選択し、15秒動画を作成してください。実写やアニメーションなど、表現方法は問いません。

お一人(団体)につき、何点でもご応募いただけます。すべてのエピソードでのご応募や、1つのエピソードで複数ご応募いただくことも可能です。

 エピソード1(妻という名の仕事)

テレビ番組で「アスリートの妻をサポートする夫の特集」を見ていた時のこと。

「食事も、練習のフォローも、子育てもすべて頑張っている。なんてすごいんだろう。練習がない日も家事・育児とすべてやってくれるなんて…」

思わずつぶやく私に、娘が一言。

「じゃあ『アスリートの夫を支える妻』でも同じように思う?」

“妻”という名の仕事だと思ってしまっている自分がいる。アスリートの夫の休日に、その妻が家事をする姿を見ても、ごく自然な姿として受け止めていたことに気づく。少なくとも「偉いね」という反応はしないだろう。無意識のうちに、男の仕事、女の仕事と決めつけていた自分に気づいた。

 エピソード2(お父さんは料理しないの?)

夫婦共働きの我が家。休日、ふと時計に目をやるとまもなく12時。

「お昼ごはんは何かな? お母さんに聞いてみよう」と何気なく娘に話しかける。

「お父さんはお昼ごはんつくらないの?」と娘。

お父さんがお昼を作らないなんてルールどこにもない。考えてみれば一人暮らしの時はいっぱいつくっていた。

娘の一言で、自分がいつのまにか妻がするものと思い込んでいたことに気づいた。

後日、自分が料理をするため、スーパーへ買い物に出かけた。

 エピソード3(「単身赴任」と聞いて連想したこと)

友人が「今度親が3年くらい単身赴任で遠くに行っちゃうんだよね」と言った。

私は「お父さん、どこにいくの?」 と尋ねた。

友人は「違う、単身赴任するのはお母さんだよ」と言った。

その時は「そうなのか、先に言ってよ」と、思わず取り繕ってしまった 。

私は知らず知らずのうちに女性は家事、男性は仕事という考えを持っていたのかもしれない。

そう思うと、自分にも思い込みがあったのだと驚いた。

 エピソード4(子どもたちへのおもちゃ)

子どもたちの集まる場で活動したときのこと。仲良くなるキッカケにと、折り紙で簡単なプレゼントを作って持っていくことにした私。男の子へは「青」の折り紙で手裏剣や星を、女の子へは「ピンク」の折り紙でハートやリボンを人数分つくり、現場へ向かう。

「みんなにプレゼントがあります! 男の子は青、女の子はピンクのものを取ってね」

私の言葉に、目を輝かせて集まってくる子どもたち。みんな喜んで折り紙を手に取ってくれる中、あまり浮かない顔の男の子がひとり。

「ピンクの手裏剣はないの?」

その言葉にハッとする。男の子はみんな青が好きで、女の子はみんなピンクが好き。そんな無意識の思い込みに気がつく。それからは、子どもたちへのプレゼントは、色も形も様々な物を用意するように心がけている。

コンテスト概要

詳細は、応募要項をご確認ください。

 応募参加資格

東京都内に在住、在学、在勤する個人、または団体。

※メール、電話での連絡を受けられる方に限ります。(団体の場合は最低1名以上)

※団体での応募の場合、都内に在住・在学・在勤する団体の構成員を応募代表者とし、かつ、応募に関係する構成員全員が本応募要項の内容に同意していることを応募代表者が保証するものとします。 

※未成年の方は保護者の同意(本応募要項のすべてに同意することを含みます)を得た上でご応募ください(未成年者が応募された場合、保護者の同意があったものとみなします)。

応募作品の条件

  • 形式:15秒の動画
  • 内容:特設サイトに掲載の4つのエピソードから選択し、動画を作成してください。実写やアニメーションなど、表現方法は問いません。ご応募は1つの動画に対して、1つのエピソードをお選びください。お一人につき、何点でもご応募いただけます。

募集期間

令和4年(2022年)9月9日(金) ~12月27日(火)17時

入選作品

各エピソードにつき1点を優秀賞作品として東京都のCM動画に採用し、加工・編集のうえで都のホームページ等で公開し、YouTubeや映画館CMなどで放送・配信する予定です。

また上記以外に全エピソードから10作品を入賞とし、これら14作品を入選作品とします。

副賞

【優秀賞4作品】Amazonギフト券(10万円相当)

【入賞10作品】Amazonギフト券(1万円相当)

応募方法

オンラインフォームから下記必要項目を記入のうえご応募ください。

  • 【必須】応募者氏名(ふりがな)(団体での申し込みの場合は応募代表者氏名)
  • 団体名(ふりがな)(団体での申し込みの場合)
  • 【必須】ハンドルネーム(一次審査通過後の一般投票時に公開をするハンドルネームを記載してください)
  • 【必須】ご連絡先メールアドレスと確認用メールアドレス
  • 【必須】都内在住・在学・在勤の有無
  • 【必須】電話番号
  • このコンテストを知ったキッカケ
  • SNSアカウント
  • 申込者または団体のサイトURL
  • 【必須】応募するエピソード
  • 【必須】動画をアップロードしたオンラインストレージのURL
  • 【必須】音源リストをアップロードしたオンラインストレージのURL
  • 【必須】作品紹介
  • 個人情報の取り扱いおよび 応募要項への同意

※選定の段階で配信・上映についての楽曲権利処理に問題があると判断した場合には、差し替えをお願いする場合があります。

選定方法

一次選定

本コンテスト事務局(以下「事務局」といいます)で、応募基準を満たしているかを確認、満たさないものは失格といたします。応募作品多数の場合は、事務局が下記の基準により、1つのエピソードにつき8~10作品に絞りこみます(計最大40作品程度)。

  • コンセプトの理解
  • 視聴者が映像から性別による「無意識の思い込み」に気づくことができる視点があるか
  • 視聴者を引き込む工夫があるか(オリジナリティ、構成、演出など)

 二次選定

一次選定通過作品を、動画コンテストサイトにて公開し一般投票を行うのと同時に選定会を実施し、1エピソードにつき1作品の優秀賞作品を選定します。その他4つのエピソードから入賞作品を計10作品選定します。

※「一般投票」ではコンテストサイトを訪れたユーザーが一次選定通過作品の中から気に入った作品に対して自由に投票します。

 結果発表

入選(優秀賞+入賞)作品は授賞式で発表。HP(募集サイトおよび東京都生活文化スポーツ局HP)に結果を公開します。

スケジュール

応募期間:令和4年(2022年)9月9日(金)~12月27日(火)17時

一般投票:令和4年(2022年)12月中旬~令和5年(2023年)1月上旬予定

選定会 :令和5年(2023年)1月上旬予定

授賞式 :令和5年(2023年)1月23日 

選定委員(五十音順)

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高島 太士(一般社団法人NEWHERO 代表/ドキュメンタリスト)

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辻 愛沙子(株式会社arca代表取締役/クリエイティブディレクター)

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守屋 智敬(一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所 代表理事/株式会社モリヤコンサルティング 代表取締役)

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ryuchell(株式会社比嘉企画代表取締役/タレント)

動画コンテスト応募にあたっての留意事項

音源リスト

作品中に音源を使用した場合は音源リストを提出する必要がございます。

 

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このページに関するお問い合わせ先

都民生活部  男女平等参画課