その他交通安全

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高齢者の交通事故の発生状況

都内では、例年高齢者の交通事故死者数が高い割合を示す(全体の3割前後)傾向にあります(※1)。
また、歩行中の交通事故死者数を年齢層別で見た場合、高齢歩行者の全体に占める割合は、過去5年平均で5割を超える高い割合を示しています(※2)。

  1. …令和5年中は、全体の交通事故死者数136名のうち、高齢者が47名。
  2. …令和5年中は、歩行中の交通事故死者数55名のうち、高齢者が25名。

高齢者の皆様へ

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高齢者の皆様へ
  • 青信号で横断歩道を横断するときでも一旦止まって、必ず、左右の安全を確認してから渡りましょう。
  • 歩行者横断禁止の標識のある場所や、駐車車両の直前・直後からの横断は危険ですので、絶対にやめましょう。
  • 交差点を横断するときは、右左折してくる車両の動きに注意しましょう。
  • 夜間に外出するときは、明るく目立つ色の服装や反射材を活用しましょう。
  • 自宅付近の通り慣れた道でも、しっかりと安全確認をしましょう。
反射材の活用
反射材の活用

ドライバーや地域の皆様へ

高齢者の方の交通事故が増加しています。高齢者の方の行動をよく見て、地域ぐるみで高齢者の交通事故を防止していきましょう。

~東京都における高齢者の交通事故防止対策~
「歩行者シミュレータ」の貸出し

バーチャルリアリティの世界に再現した街並みの中を、危険を予測しながら歩くことで、危険感受性を高めることを目的とした機材です。

大画面に3Dで表現された街並みが再現され、その場で歩くように「足踏み」または「腕振り」をすることにより、歩行疑似体験ができます。

「歩行者シミュレータ」を用いた交通安全教室では、安全な道路の歩き方・横断の仕方について、体験的に学べ、横断時の錯覚や思い込みの危険性など、道路横断時に対する子供たちの自己防衛機能を高めることができます。

歩行者シミュレータ
歩行者シミュレータ
歩行者シミュレータ
歩行者シミュレータ

※詳しくはこちらをどうぞ

地域のふれあいを通じた交通安全教育

高齢者の交通安全意識を高めるため、区市町村等と連携し、区市町村等が主催する講習会・イベントで、参加・体験型の交通安全教育を実施していきます。

記事ID:112-001-20241226-012588