共栄火災オフィスサービス株式会社
身近な社内報でヘルメットの話題を喚起
月に一度以上のペースで発行されている「KOS世田谷ニュース」
自転車通勤の環境整備と安全講習は両輪で
損害保険会社『共栄火災』グループの中で、保険のバックオフィス業務を一手に担う『共栄火災オフィスサービス』。世田谷区のオフィスには約130名が勤務し、入力情報のチェックや証券発行、全国への書類発送等を行っています。
従業員の過半数が自転車で通勤する同社では、令和2年に現在の駐輪場を整備したことを機に、自転車の安全利用に向けた社内講習にも力を入れるようになりました。自転車通勤者の働きやすさにつながる環境整備と、従業員の交通安全意識の向上を図る取組を、両輪として進めているのです。
社内報で特集「ヘルメットを気軽にかぶりたい」
同社では、身近なテーマを採り上げた社内報「KOS世田谷ニュース」を発行し、職場内で回覧しています。令和5年8月発行号では、「自転車用ヘルメットをもっと気軽に被りたい」と題し、実際にヘルメットを着用して自転車通勤している従業員たちへのインタビューを行いました。
掲載されたのは、同社の女性従業員たちが自身のヘルメットを手にした写真と、「それほどの違和感はない」「思いのほか安心感が得られる」等、実感を伴ったコメント。インタビューでは、ヘルメットをかぶるようになったきっかけとして「身を守るため。会社の講習会を受けて」という声もありました。毎年開催している社内の自転車安全運転講習会の内容が、従業員の間に浸透していることが窺えます。
身近なツールを使った情報発信で社内の意識向上へ
紙面に登場した従業員たちには、同僚から「どこで買ったの?」「実物を見たい」という声が多く寄せられています。身近な社内報での情報発信が、ヘルメットの着用に関する従業員たちの意識を高めることに一役買っているのです。
自転車通勤する従業員の間で、ヘルメットが話題になることも多い
取組の工夫
自転車通勤に関して、環境整備と安全啓発を同時に進めようという同社のスタイルは、社屋入口にも表れています。ドア付近には、従業員が自由に使える自転車用空気入れを用意。出退勤の際に目に留まる場所に、ヘルメット着用を促すポスターも掲示しています。
- ポスターは【東京都HP 】からダウンロードできます。