第7回 東京都の文化施策を語る会
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会議開催状況
日時
平成17年10月14日(金) 10:00~12:00
場所
東京都庁第一本庁舎25階会議室
出席者
福原座長・今村委員・岡本委員・平田委員・太下専門委員・北川フラムゲスト委員(アートディレクター、アートフロントギャラリー代表)・東京都事務局
テーマ
観光・産業振興、まちづくりなどとの連携
主な発言
- 観光振興と芸術文化との連携という場合、単に文化的なイベントをやるのではなく、まちづくり、観光資源や文化が一体に動く必要がある。
- 大地の芸術祭のようなアートを活用したイベントは、アートにそれほど関心がない方に、いかに関心を持っていただくかが大きなポイントであり、そこに行政が絡む意味がある。
- 観光振興の基本原理は、「知らせて、見せて、また来たいと思わせる」こと。まず、知らせることが大事だが、観光の利便化の一つとして、観光客の関心事をパッケージすることも考えられる。 例)アニメ同好者に対し、アニメのメッカの秋葉原とジブリ美術館をパッケージするなど。
- 今はウォーキング・フォー・プレジャーの時代で、観光は「見る」ことではなく、五感で対象を享受すること。その意味で、ICタグの利用など、現代の科学技術力で観光客に対する対象享受の利便性を高めることは、観光振興につながる。
記事ID:112-001-20241226-013029