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都民安全

痴漢なくそう隊

公開日:令和6年(2024)2月27日更新日:令和6年(2024)2月27日

社会全体で痴漢被害を防ぐために、痴漢撲滅に賛同する皆様により「痴漢なくそう隊」を結成します。
詳細及び具体的な取り組みについては、本ページにて随時お知らせいたします。

【令和6年3月18日追記】
令和6年3月22日(金)に実施するイベントで痴漢なくそう隊キーホルダーの配布を行います。
詳細は下記のイベント概要ページをご確認ください。

痴漢なくそう隊とは

社会全体で痴漢被害を防ぐために、痴漢撲滅に賛同する皆様に参加いただく取組です。特別な資格等は必要なく、どなたにもご参加いただけます。
事業参加者には、共通のキーホルダーを見えるところにつけ、日常生活の中でいつもより少しだけ周囲に気を配る「見守り」をお願いいたします。
「見守り」中に痴漢や疑わしい行動を見かけた場合は、無理のない範囲で後述の「さり気ない行動」を取ってほしいと思います。

「さりげない行動」を含めた、痴漢なくそう隊のコンセプトのポイントは、「痴漢」とどこにも表現していない・表現しない、ということです。キーホルダーにも「痴漢」とは書いてありませんし、その行動で「痴漢」に言及する必要もありません。

「さりげない行動」を取る際は、ご自身や被害者の方の安全を第一に、痴漢行為を防ぐ・やめさせる行動を意識していただきたいと思います。

犯人の取り扱いについては、駅係員や警察にお任せください。

「さりげない行動」とは

「痴漢なくそう隊」は、以下にご紹介するような「さりげない行動」によって痴漢行為を防ぐ・やめさせることを推奨します。
これらの「さりげない行動」は、いずれも痴漢被害を直接告発するものではありません。
また、ほんのわずかな動きでも効果があるため、被害に確証が持てない場合でも実行しやすいことに特徴があります。

行動例 被害時 目撃時

「痴漢を許さない」意思を示す

キーホルダーや防犯グッズ(防犯ブザー、痴漢抑止バッジなど)を周囲に見えるように身に着けることで、防犯意識の高さをアピールし、痴漢を未然に防ぐ効果が期待できます。また、痴漢が発生してしまった後でも、これらのグッズが加害者の目に入り、加害行為が止まる可能性があります。

加害者に視線を向ける

痴漢加害者は、「見られる」ことを恐れています。怪しい動きに「気づいている」ことを視線で示すだけでも、痴漢をやめさせる効果があります。

 〇 〇 

身体を動かす

ちょっとした身体の動きで加害者に「気づいている」ことを示したり、加害者との間に物理的な距離を取ることが可能です。

【動きの具体例】

  • イヤホンをはずす
  • 髪を直すふりをして、手鏡やインカメラ状態のスマートフォンを顔の前にかざす
  • リュックサックやカバンを背負いなおす・持ち替える
  • 手荷物でガードする
 〇 〇 

周囲の注意を引く

周囲の目が被害者に向けば、被害に気付いて行動してくれる確率が高まります。
以下の具体例を参考に、その場の状況に合わせた行動で周囲の注意を被害者に向けてください。

【行動の具体例】

  • キーホルダーを点滅させる
  • わざとペンやハンカチなどの小物を落としてみる
  • 具合が悪いふりをしてその場にしゃがみこんでみる
  • わざと着信音を鳴らしてみる
 〇 〇 

被害者に話しかける

痴漢は一人でいる被害者を狙うことが多いため、周囲の方からの被害者への声掛けは、加害者への強力な牽制になります。また、周囲の注意を引いたり、被害者を加害者から遠ざけるといった有効な対応に繋げやすくもなります。

【声かけの具体例】

  • 「具合が悪そうですが、大丈夫ですか?」
  • 「何かお困りですか?」
  • (知り合いのふりをして)「〇〇さん、久しぶり!」
  〇 

被害者を加害者から遠ざける

被害者が困っているようだったら、加害者との間に物理的距離をとれるように手助けすることが可能です。

【行動の具体例】

  • 被害者と加害者の間にさり気なく割り込む
  • 被害者が加害者から離れられるように道をあける
  • 自分のほうへ呼び寄せる
  • 公共交通機関の中であれば、座席を譲る
  〇 
  • トラブルを避けるために

    万が一「さりげない行動」を取ったことで加害者から強い言葉をかけられたとしても、この時点であなたは「痴漢」とは一言も言っていません。
    いざというときは、下記のように答えることでトラブルを回避することができます。

     

    • 「体調が悪くて。キーホルダーを点滅させて声をかけてほしくて」(被害者の方)
    • 「私の体調が悪くて。でも、もう大丈夫です。ありがとうございます」(目撃者の方)

    それでもなおトラブルになりそうになったら、決して一人で対応せず、躊躇なく駅係員や警察を呼んでください。

  • リスクの高い行動について

    疑わしい行動をしている人をいきなり取り押さえる、痴漢行為を告発するなどの行動は冤罪問題に発展するリスクも高く、相手とのトラブルにつながる可能性もあります。

    本事業はご本人や被害者の方の安全が第一ですので加害者と思しき人を直接刺激するような行為は極力避けてください

  • 痴漢なくそう隊のキーホルダーについて

  • 痴漢なくそう隊キーホルダーの画像

    事業参加希望者の方には、点滅機能付きのキーホルダーをお配りします。キーホルダーは「痴漢被害に遭いたくない方」、「被害に遭ってしまった方」、「被害を目撃した方」のそれぞれに有用です。

    • 【痴漢被害に遭いたくない方】
      キーホルダーを着用することで、痴漢加害者に行為を思いとどまらせ、痴漢被害を未然に防止する効果が期待できます。
      【被害に遭ってしまった方、被害を目撃した方】
      痴漢の確証がなく声があげにくい場合でも、点滅機能により、痴漢に言及しない「さりげない行動」で周囲に知らせることができます。
  • キーホルダーの配布について

  • 必要な方々が円滑に活用できるよう、事業参加希望者の方にお渡しします。
    配布場所や日時は以下の通りです。
配布場所 詳細 受領方法
痴漢撲滅プロジェクト関連イベント 本ホームページで順次周知 会場内に配布ブースを設置します。ブース内の係員にお声掛けください。
都営浅草線 新橋駅 ツーリストインフォメーションセンターへお問い合わせください。
都営大江戸線 上野御徒町駅
新宿西口駅
ツーリストインフォメーションセンターへお問い合わせください。
東京都庁 生活文化スポーツ局都民安全推進部治安対策課 事前に当ページ下部の「お問い合わせ先」までご連絡ください。

このページに関するお問い合わせ先

生活文化スポーツ局都民安全推進部治安対策課
電話:03-5388-2828
E-MAIL:S1120303(at)section.metro.tokyo.jp
メールアドレスは、(at)を@に変更してください。