暴力団を離脱したい方へ
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暴力団の嘘と正体 ~矛盾だらけの暴力団社会~
暴力団に任侠道はありません!
任侠とは「仁義を重んじ、弱い者を助けるために体を張る自己犠牲精神」です。
暴力団は「任侠道」を建前としていますが、実際は、資金源を得る為には犯罪行為を厭わず、立場の弱い者や一般人を苦しめている集団です。
暴力団の「掟」は犯罪です!
不始末に対して「けじめ」と称する「リンチや指詰め」、組抜けを防止するための「監禁や脅迫」などの私的な制裁行為は「犯罪」です。理不尽な「掟」に縛られる必要は全くありません。
あなたが命を落としたり、社会不在となって本当に悲しむのは、あなたの家族です!
暴力団同士の対立抗争が発生した場合、あなたが対立組織から狙われ命を落とすことになったり、逆に相手に危害を加えて長期服役することになったときに、本当に悲しむのは、あなたの親や妻子です。
暴力団員を続けると・・・
暴力団員を続けることによって
- 賃貸物件等に入居できない
- 銀行口座を開設できない
- 銀行から融資を受けられない
- 生命保険に入れない
- レジャー施設や宿泊施設で入場を制限される
等の制約を受ける場合があり、今後、地域社会から孤立する等、自分だけでなく家族にも辛い思いをさせてしまうことが考えられます。
3つの支援でサポートします。
離脱支援
あなたの意思を支援します
警察や(公財)暴追都民センターでは「暴力団をやめたい」と真剣に考えている人を全面的にサポートしています。
経済支援
更生援助金を支援します
(公財)暴追都民センターでは、警察との連携により暴力団をやめて真に更生しようとする人で所持金がなく、他に手当の途がない人に対しては、一時的に最小限必要な生活費等として更生援助金を支援します。
就労支援
就職活動を支援します
(公財)暴追都民センターは、警察や雇用関係機関等と連携し、真剣に働く意思のある離脱者に対して就労に関する指導、助言及び支援をしています。
暴力団から守ります
暴力団による不当な行為の防止等に関する法律(通称:暴力団対策法)は、脱退妨害からあなたを守ります
事例1 組抜けを申し出た暴力団員に対する脱退妨害行為
「抗争事件があった場合はヒットマンをやれ。」と命令されていたが、家族から「子供のためにもヤクザを辞めてほしい。」と言われ、悩んだあげく組長に申し出たところ「逃げられるものなら逃げてみろ。毎日追い込みをかけて探し出すぞ。」と言われた。
事例2 組抜けをしようとした暴力団員の親に対する脱退妨害行為
暴力団に嫌気がさし「組抜けをしたい。」と告げて身を隠したところ、毎日のように組員が親元に押しかけ、親に対し「今まで組に世話になっておきながら逃げるとは、とんでもない野郎だ。居場所を教えろ。」と迫った。
相談窓口
暴力団をやめたいと悩んでいる方
Q:相談したいが、情報は漏れない?
A:秘密厳守を徹底しています!
大切な人に暴力団をやめてほしいと願っている方
Q:夫に暴力団と縁を切らせたい!
A:相談をお待ちしています!
警視庁暴力ホットライン
(警視庁組織犯罪対策部暴力団対策課)
03-3580-2222
24時間対応
暴力団から脅されている、暴力団をやめたい、暴力団に入るように勧められているなどの暴力団に関する事で困っている方のための相談窓口です。
(公財)暴力団追放運動推進
都民センター
0120-893-240
平日9時~16時 ※東京都外からはかけられません
暴力団、えせ右翼、えせ同和行為や匿名・流動型犯罪グループなどに絡む困りごとの相談を受け付けています。
また、警視庁や東京三弁護士会の民事介入暴力専門の弁護士と連携し、相談者に対して適切な指導を行っています。
実際に暴力団員と関わってしまった人たちの体験談を載せています。