東五反田街づくりの会
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防犯カメラ導入事例
概要
- 実施団体名
・東五反田街づくりの会 - 補助事業の目的
・商店街の犯罪の抑止及び犯罪被害の防止 - 補助事業の概要
・防犯カメラシステムの設置(カメラ30台)
防犯カメラを設置した理由について
当地域では、窃盗、車上あらし、傷害事件、風俗勧誘等、犯罪が多い状況でした。防犯目的とともに、犯罪捜査に活用するために防犯カメラの導入を決めました。
設置にいたる経緯について
東五反田地域の町会8団体、商店街2団体、飲食店関係2団体、合計12団体により「東五反田街づくりの会」を結成しました。そこで防犯カメラの導入を提案し、3年の準備を経て導入する運びとなりました。2006年3月20日に機器の引渡しを受けたばかりです。
設置の費用について
合計900万円かかりました。会員から合計300万円の寄付金を集め、その他、東京都と品川区からそれぞれ300万円の補助金を受けました。
設置の際の障害について
当初、プライバシー保護等の理由で会員から導入反対の意見が出ることが危惧されましたが、実際には反対意見は全く出ませんでした。導入後は、会員の方々からは好意的な評価が多く、会員数が増え、会費納入額の上積みを申し出る団体もあった程です。
設置後の効果について
引渡しを受けたばかりなので、具体的数値での効果はまだはっきりわかりませんが、既に一度、違法駐車の件で警察に映像を提供して捜査に役立てることができました。
機器運用の上で気をつけていること
関係者の協力を得るには、プライバシー保護に留意する必要があります。具体的には、映像記録は、7日間経過すると自動的に上書き・消去されるよう設定しています。モニター・操作機器は、管理者が立ち会わないと閲覧できないように管理しています。
今後の試みについて
現在、当会では、月2回自主パトロールを実施しております。防犯カメラの適切な運用と自主パトロールを併行することで街の浄化をすすめ、「五反田=風俗」といったイメージを一新し、安心して楽しめる街にしていきたいと思います。
防犯カメラ操作機器設置状況
記事ID:112-001-20241226-012489